久しぶりにブログを掲載しました。 (平成31/4/15) 


ホーム 目次

  • 「渡部昇一ブックス」発刊の趣旨
  • アングロ・サクソン文明落穂集』➊~の内容紹介
  • わが書物愛的伝記 (副題: 書物を語り、自己を語る) 
  • 渡部昇一の着流しエッセイ➊~
  • は一本足で立ち 真実は二本足で立つ』 (フランクリン格言集) 
  • 生きる力 (新潮社初代社長 佐藤義亮著) 


 

            「渡部昇一ブックス」発刊の趣旨

 

言論活動が多方面に渡るため渡部昇一先生のことを歴史家、文明評論家、あるいは政治評論家などと思っている人もいるようだ。事実、先生はこれらの分野で第一級の仕事をしておられる。しかし御専門は、と言えば、「英語学」である。

この御専門分野における業績は世界的なものであり、既に若くして偉業を成し遂げられ、八十代の今も絶えることなく研鑽を積んで居られる。これあればこそ、即ち、御専門の研究の徹底的遂行、能力および深い知識が、他の分野の活動においても自ずと深慮、卓見が湧出し、事を成し遂げていかれるのだと思う。

渡部先生は山本夏彦著『変痴気論』(中公文庫・昭和五十四年) の巻末解説において「山本の読者が増えてくることは、それだけ日本の良識の根が太くなることである」と述べて居られる。この言葉はまた、そのまま渡部先生に当てはまると言えよう。わが大阪の友、大橋陽一郎氏は「渡部先生のような方が、よう、この世の中に、日本に生まれて来てくれはったものや」と言った。同感である。

有力な出版社から立派な作品が数多く発刊されているが、さらに多くの人々に渡部昇一先生のことを知っていただき、その著作に接していただくことを願う次第である

 

平成23年 (2011) 10月15日   

広瀬書院 岩﨑幹雄   

 

 



 

 

 [渡部昇一ブックス] 

 

                   ぶんめいおちぼしゅう 

『アングロ・サクソン文明落穂集

  シリーズ



 

本シリーズは現在➊~➑が刊行されています。『アングロ・サクソン文明落穂集』シリーズは渡部先生が特に大切にお考えになっておられました。ゆっくりですが、全巻発行の予定です。以下に➊から順に内容をやや詳しく御紹介いたします。

 

各巻独立した内容です。どの巻のどこからでも、 自由に読むことができます。

 

 ★★★★★★★★

 

 

アングロ・サクソン文明落穂集 ➊

ニュートン、最後の魔術師

[渡部昇一ブックス] 2

ISBN:978-4-906701-01-8    1600円+税

 

★ニュートンは最初の近代科学者というよりは最後の魔術師、とケインズは言う。 (オカルト時代)   

★アメリカの独立宣言――独立当時のアメリカの実態から見ると偽善そのもの というのである。   

アングロ・サクソンの古代史は西洋の学者よりわれわれ日本人の方がピンとわかる。(先祖神の話)     

 

語彙の二重性――日本とイギリスにある漢語とやまと言葉の感覚。

 

★憲法という大陸型の法制はすぐに国民生活と一致しなくなる。 (個なるものへの好み)    

★強大な私立大学はアングロ・サクソン国家に限られる。それに日本と。      

軍事・法律用語はラテン語から、学問の名や哲学的概念はギリシア語から。(語彙という視点)    

★もう一つの物語 (2) Richard一世の場合――カトリックでなくなってから久しいイギリスでは「英国史」に出てこない。  

イギリスの大学の英文学――英文学の講座ができたのは日本の大学よりも遅かった。  

Independent ! ――給料をあてにしなくてもよい教師ほどbeautiful な生活はあまりない。   

★ドイツではすぐれた学者は大学におり、イギリスでは大学外に。 (ダーウィンの生活)

アングロ・サクソン文明落穂集 ➋

カントもゲーテも、ワインを毎日

[渡部昇一ブックス] 3

ISBN:978-4-906701-02-5     1600円+税

 

ワインのすすめ----カントとゲーテはワインを毎日飲んでいた。時としては蔵書を売らなければならなかったカントが、ワインを食卓から欠かさなかった・・・。    

ビクトリア朝イギリスの社会階級

ハマトンの語学習得悲観論----学校でやる語学によって語学のマスターができると思いこむという錯覚。

★『種の起源』は、「いかに」売れるようにするかの工夫を経たものである。   

★完全さ、手堅さ―soundness の観念がなくてやる勉強は時間とエネルギーの浪費に。 (Love of Soundness) ★エリート中庸化のすすめ   Whig と Tory のことなど----「スコットランドの裏切者」「アイルランドの追い剥ぎ」 ―― 自分に投げられた汚い言葉を、自分の党の綽名にする余裕。    

大作家の匿名ポルノ   ★女性論をめぐる正統と異端   

McKnightの英語史----1ページ読めば1ページ分だけ、確実に知識が増えるという手ごたえのある良書。★GissingQuietism    ★新渡戸博士がCarlyleSartor Resartus (『衣装哲学』)を読み返すこと30回以上に及び、二度綴じ直した。(新渡戸博士とCarlyle)

アングロ・サクソン文明落穂集 ❸

金は時なり。 お金で時間が買えるのだ !

[渡部昇一ブックス] 6

ISBN:978-4-906701-05-6     1800円+税

 

 ”money is time” (お金と知的生活)     ★教室英語の知的価値----日本語を母国語にして育ってきた若者たちに、まともな英語をまともな日本語に置きかえさせることは、比類なき知的価値がある。

 

★成文化されたことのないイギリスのconstitutionを「憲法」と訳すのは誤訳と言ってよいであろう。(Constitution の訳語と『冨山房大英和』)           

★ヒュームの歴史洞察----近代の政治的自由というものは、要するにアングロ・サクソンによって実現されたものであることは、いくら繰返しても足りないほど重要な事である。    

辞書家マレー伝を読む---- OED を作ったエネルギーと、産業先進国英国を作ったエネルギーとは同じものであったということを教えてくれる点でもMurray の伝記は面白い。

Dr. Johnson の辞書と英文法---- Dr. Johnson の辞書の功績はスペリングの安定のみならず品詞の安定にもあった。   ★F. T. Palgrave と日本の美術工芸------大英帝国の最盛期ともいうべき時代に、日本の徳川時代の美術工芸を東洋で最も発達したものと断定し、それを学ぶことをイギリス人にすすめた Palgrave の目は高かった。

アングロ・サクソン文明落穂集

スターリンもヒトラーも同じ !

[渡部昇一ブックス] 8

ISBN:978-4-906701-07-0     1800円+税

 

 1984年を迎えて----オーウェルは若いときから左翼であり、死ぬまで左翼だったが、スペイン戦線で、スターリンの指示を受けている共産主義は、左翼以上の何物かであることを知ったのである。それは全体主義という冷酷無残な魔物であった。そしてその点においては、ヒトラーもスターリンも同じものなのである。・・・・・この全体主義からわれわれを守るのは common sense だと Orwell は言った。

Darwin は学問の方のmedal はいろいろもらったが、Sir にはされなかった。何しろ教会の土台をゆさぶった人であるから。 (ダーウィンの伝記小説)               ★Britannica の完成は Watt とその2人の息子の生命と、Watt 家の資産を使い尽くしたにとどまらなかった。 (Robert Watt の栄光と悲惨)

Time, Newsweek の東京版とアメリカ版     ★裁判を左右したmiddayの訳語―――「真昼」ならば事件の可能性は全く消えるし、「日中」ならば、可能性が残されている。まさに単語一つの訳し方で、無罪か有罪かが左右されるという恐ろしい話なのであった。た。

★幸福論を書く資格を持った人は、不幸を知った人でなければならない。 (ハマトン『幸福の探求』)

アングロ・サクソン文明落穂集 ❺

ハレーなかりせばニュートン万有引力もなし !

[渡部昇一ブックス] 10

ISBN:978-4-906701-10-0   1800円+税

 

 ★いわゆる万有引力についての報告をロイヤル・ソサイエティにおいて発表したのは彗星発見者のハレーである。ハレーがいなければニュートンの大発見は誰にも知られることもなく消えてしまったであろうということは確実であるとされている(ハレー彗星その2)                                    ★スマイルズの Self-Help 『西国立志編』は「立身出世」の書というよりも「安心立命」の書だ。・・・Smiles と言えばブルジョワ成功主義のように受け取られがちであるが、はるかに高尚である。中村敬宇や三宅雪嶺や幸田露伴が Smiles に深い敬意を払ったのは、実際に読んだことがあるからである。 (サミュエル・スマイルズ再発見) ★ShallWill と法律論争     ★「役に立つ英語」に見捨てられて――こういう時代だからこそ、基礎的文法をしっかり。        ★ヴィクトリア朝の妥協とは何であったか

★年をとること――「漱石は若いなあ」、10歳も年上になった時点で見るとそんな印象を受ける。

★問題は高度な英語使用力である。アメリカのB.A.M.A.をとれるぐらいの英語力をつけるにはどうするか。 (英語教育の新局面)         ★秘術としての細江文法

アングロ・サクソン文明落穂集

日米で違う「リッチ」という言葉に対する感じ方、考え方

[渡部昇一ブックス] 13

ISBN:978-4-906701-13-1   1800円+税

 

 rich の語感----日本人とアメリカ人では rich という言葉に対する感じ方や考え方が違う。・・・古英語では「金持ち」というよりもむしろ「権力ある、強力な、国王の」という意味が強かった。・・・この rich の語源に近い意味をまだアメリカ人は感ずるらしい。日本人がロックフェラー・センターを買ったということは、日本人の支配力がニューヨークに及んだことであると、おそらく日本人よりは生々しく感ずるのではないか。              

 

★単語そのものが好きで好きでたまらないlogologist----Recreational Linguistics から (語楽言語学)      

★韓国人作家から見た日本の文法教育----日本人の言語解剖癖が中国の文物を、そして西洋の文物を精確に理解、吸収した。

      

 

★日系イギリス作家の出現 (おそるべき作家が出た) ----Kazuo Ishiguroが現れて、現代イギリス小説家として、ひょっとしたら最高の一人になりそうである。

★ラブシーンのない小説  K. Ishiguro, The Remains of the Day---- 迫力、読んでいるうちに息がつまるような気がしてきて、しばらく巻をおいて茫然とした。     

★旧式英語教育の効用について----ハーバードで Ph.D. を獲得するときに威力を発揮したのは、旧式の高校英語と受験英語だった。

★ジョンソン博士の辞書と新資料----初版と4版を「読む」ことによって、ジョンソンの精神的な変化、成長を見ることができる。

アングロ・サクソン文明落穂集

アメリカのピープルは「人民」でなく「みなの衆」だ

[渡部昇一ブックス] 14

ISBN 978-4-906701-14-8   1800円+税

 

 ★アメリカの people----万次郎 (ジョン・マン) が乗り組んだ捕鯨船の船長が気が狂ってしまったので船が動かせない。そこで乗組員全員で船長を選挙することになる。そうしたら暴風雨の時に卓抜な舵取りをやった万次郎が、一等航海士と同じ票を集めた。それで年上の一等航海士が船長になり、万次郎は一等航海士になった。・・・人種差別が当然の頃である。しかし能力を「みんな」に認められて船のナンバー・ツウになる。この時の「みんな」を英語で言ったら何になるだろうと考えたら、それは people であろうと思い当たったのである。    ★like, near, worth などは前置詞なりや----新基軸には説明があってしかるべきではなかろうか。       ★伝統的英文法の威力と英語教師の理想像---- 旧派の文法―和訳型の英語教育の知的価値を疑ったことがない。

Time flies like an arrow.5通りに訳せる。どの解釈も文法的に正しい。1. 光陰矢の如し。 2. 矢がハエのタイムを取る (時間を計る) ように、ハエのタイムを取れ。 3. 矢のタイムを取るように、ハエのタイムを取れ。 4. 矢の形をしたハエのタイムを取れ。 5. タイム・バエは矢を好む。

アングロ・サクソン文明落穂集

遂に出会った信長時代に出版された英文法書

[渡部昇一ブックス] 18

ISBN 978-4-906701-15-5   3500円+税

 

 

 

 「独裁者の判断はそのうち狂ってくる。しかし自分からやめないし、やめさせる方法もない。」という言葉がp.89「強いリーダーでも、交替のルールがあれば安全」に出てくる。ここで取り上げられる独裁者はヒトラーだが、当今の周辺国を観る上でも大いに参考になるのでは・・・?

 

p.156 「超むかつく (stomach-churning)」話 講和条約が締結されてから何十年もたつのに、その前のことを蒸し返されるのでは、文明国の関係は成り立たない。この感覚が文明国にある。・・・中国や韓国は、平和的関係樹立の国際条約が成立してからも、それ以前のあることないことを問題にして外交の優位に立とうとし、それに成功してきた。これは文明国、特にイギリスなどから見れば blackmail (恐喝) に思われるのだ。

 


 


 

 p.184「アメリカとソ連スパイと日本」 日本が真珠湾攻撃をする約5か月前に、フランクリン・ルーズベルト大統領が中国の基地から日本を空襲する計画に、ゴーサインを出して署名していた。実現しなかったのはヨーロッパの情況が緊迫したため。この計画を起案したのはカーリー大統領補佐官で、ソ連のスパイであった。 ★日本を開戦に踏み切らせたハル・ノートは、ソ連工作員パブロフの指示を受けたソ連スパイであるホワイト財務次官が起草した。戦後、下院の委員会に召喚され、否認した3日後に死亡。

 

 

 

p.95に「中西輝政著『大英帝国衰亡史』について」。 この本を渡部先生は教えられることが多いと評価しておられる。著者とは個人的にも親しい間柄であった。著者はイギリス帝国衰退の節目となる3つの戦争として、アメリカ独立戦争、ボーア戦争、スエズ戦争を上げているのだが、しかし、と渡部先生は、自分のように戦前を知り、戦争を知る者にとっては、なによりもの大事件である「日本との戦争」がすっぽり落ちていることにまず気づくと言われている。そして植民地を含む全世界に知られることになった日本との戦いでのイギリスの敗退ぶりのことを述べ、同時に渡部先生は、この歴史的事実はイギリス人にはまことに不愉快とみえて直視しようとしていないと指摘しておられる。

 

p.174『紫禁城の黄昏』のリプリント版出る R. ジョンストンの原著は満州国成立に関する第一級のシナ学者による基本文献である。これは国際極東軍事裁判 (いわゆる東京裁判) にも弁護側資料として提出されたが、却下された。これを証拠として認めれば、東京裁判が成立しなくなるおそれがあったからである。

  

そして、本書『アングロ・サクソン文明(ぶんめい)落穂集(おちぼしゅう)』➑は英文法花盛りである。

 

★p.45から始まる「Lindley Murray の『英文法』出版200年記念に」では、特に第⑷の話の「規範文法の規則の筋が通らないことを批判することはなはだしく急な S. Pinker氏自身、自分の本は規範文法に忠実に従って書いており、そのことを認めているのである。」は、興味と安心感を与えてくれる。

 

★p.100に始まる「英文法再発見の報告」(教室で教える英語の真髄はG-T法) は色々の人の説得力のある有益な体験談である。

(3) 西 鋭夫教授の体験。「英会話はできなかったが、英文法をみっちりと日本の中・高・大学で教えられていたので、文章の土台はできていた。単語もたくさん知っていた。・・・ドクター・エデルスタインは私の提出したターム・ペーパーを手に持ち、しばらく私の顔を凝視した。・・・(そして) 彼の態度が変わった。

(4) 和田秀樹氏ははじめは氏自身G-T法中心の英語を疑問視したこともあったが、「留学の目的が十二分に果たせた」のは受験英語をマスターしていてからだと洞察するに至った。

(5) アメリカの大学生はものすごく勉強すると言うが、和田氏の観察によると、多くは高校までろくに勉強したことがなく、そのツケが大学に入ってから回ってくるのだ。

(6) G-T法の価値体験者の例に共通した結論は「書くこと」の重要さである。野口悠紀雄氏も言う。「“話す”場合には “内容” がありさえすれば、聞く人の注意を喚起することは可能。しかし “書く” 場合、拙い英語だと、・・・相手にされなくなる可能性があるのです」

 

★p.118「英文法の効用---コベットの場合」では、当時のイギリス社会階級の壁を破る最も有力で、唯一の手段は「英文法の知識」というコベット (1763-1835) のことが紹介されている。

この項の最後で、渡部先生は「伝統文法をマスターしない限り、英語国に留学して修士や博士を取ることは、少なくとも文科系では絶対不可能だと (学生に) 悟らせることである」と書いておられる。

 

p.18040年目の巡り会い」 長年注意していてもついに手に入らなかった本がある。それは Charles ButlerEnglish Grammar の初版 (1633) である。・・・たいていのものは初版で手に入れることができたが、Butler は私にとって幻の本のままだったのである。

 


『アングロ・サクソン文明落穂集』➑ [正誤表] 

 

                                  

p.109    下から12行目       昭和35(1960   昭和60(1985)

p.162 下から3行目         University Collge        University College

p.195 5行目と次頁1行目       冠頭論文      巻頭論文

p.209     7行目                                      flght     ⇒   flight

 

p.220  本文7行目          …教授に帥事した。     教授に師事した。



 [渡部昇一ブックス]  最初の本

 

わが書物愛的伝記 

(副題: 書物を語り、自己を語る) 

[渡部昇一ブックス] 1

ISBN:978-4-906701-00-1        1500円+税

 

 

★Biographia(バイオグラフイア) Bibliophilia(ビブリオフイリア) (書物愛的伝記)  わが書庫の中の言語文化的書物の目録の序文として――当「序文」の原文は英語。これを著者自身が和文に訳したもの。原文も巻末に掲載。

   

★己に忠実に――書斎だけの人間でなくなった所以

 

★人間学の古典「史記」の魅力――シェイクスピアよりはるかに大きく、より迫真的。     

 

★私の死亡記事――稀代の論客、鯉を見ながら大往生

 

  

 

 


 ★★★★★★★★広瀬書院の出版物の内容紹介  つづき

   [渡部昇一ブックス] 

   ■  『渡部昇一の着流しエッセイ』 シリーズ     ■ 『噓は一本足で立ち 真実は二本足で立つ』

  [広瀬ライブラリー]

    ■ 『生きる力


                  

  [渡部昇一ブックス] 

 

『渡部昇一の着流しエッセイ』 シリーズ

 

 

  

渡部先生の他の作品とは一味違う、読みやすく親しみやすい、しかも教えてもらうことの多いエッセイです。 全5巻そろっています。

 

各巻独立した内容です。どの巻のどこからでも、 自由に読むことができます。

 

 ★★★★★★★★

 

 

渡部昇一の着流しエッセイ

市民運動はしばしばゆすりである

[渡部昇一ブックス] 4   

ISBN:978-4-906701-03-2     1800円+税


★原子炉に反対のデモをするが、隣国の核爆弾開発には黙り込んでいる市民とはどんな人たちなのだろうか。

天動説も地動説も共に正しい----地球は秒速三〇キロで公転、しかも自転しながら。なぜ空気が吹き飛ばされないの?

★真理は簡明である----同じ給料で始まった社員。五十歳になってもピーピーしている者もおれば、家を建てた者もある。

★夕やけこやけの赤とんぼ----情緒豊かな歌が情緒豊かな子供を育てる。

★もう一つの女性美の源、それは「子供好き」ということである。(高貴な感じの女性美)     

★欧米ではノーマルな形で異性に触れる手段が発達している。・・・ダンスである。(混まない電車&ダンス) 

★遺留分----昔は家は潰れるものであった。戦後は家は潰すものとなった。       ★英語は二つの顔を持っている----高校現場の先生たちは、生徒たちの学力が毎年落ちてゆくのに愕然、唖然としている。

君死にたまふことなかれ ----明治政府は何ら干渉しなかった。 

 

★老いたる者を大切にする動物は人間だけ。 (”は汚く見えるのか)

渡部昇一の着流しエッセイ

ODA、使われる半分は人件費

[渡部昇一ブックス] 5

ISBN:978-4-906701-04-9     1800円+税

 

ODAがその目的のために使われているのは半分ぐらい、あとは人件費に類するものに。 (確実な支出、人費)

三十数段の階段を孫娘はぴょんぴょん上る。私や家内はハアハアいい ながら上る。 (重力と脚力の関係)    ★日系アメリカ人の誇り----犯罪を犯すことはまずないので、FBIも、日系人のコミュニティにスパイを入れる必要はないとしている。    ★日露戦争の意義----もし日露戦争に日本が敗れていたら、ずっと白人絶対優越のアパルトヘイトが続いていたことだろう。    ★戦死者の霊は敵味方を問わず共に慰霊し、百年経っても記念碑を建てる。戦死者に対する日本人の自然な行為。(日露戦争百年後の慰霊祭)

★ヒトラー、 ムッソリーニ、 スターリン は文句なしの独裁者。  F.ルーズベルト、 チャーチルも。   (戦時日本に独裁者なし)

★大学は中世に作られた----アメリカに中世がなかったことは、現在の日本にも大きな関係があるのだ。

★拉致問題----政治家も外務省も、アメリカの要人より冷淡な対応。    

 

★格差をなくそうとして、なおひどい格差社会になった。 (格差社会を言い出したのは誰か)

渡部昇一の着流しエッセイ

ナチスと正反対だった日本

[渡部昇一ブックス] 7

ISBN:978-4-906701-06-3     1800円+税

 

★大勢のユダヤ人を助けた人たちがA級戦犯に、そして死刑に。 (ナチスと正反対だった日本)    

★日露戦争のあと、白人による有色民族の国の植民地化は終わった。 (悲しいまでの無知と常識欠如)    

日常の仕事以外の仕事を自らに課し続ける。(壮にして学ぶ)

★主治医が陥りやすい二つの危険。(先入観はこわい)

カズオ・イシグロの “私を決して離さないで”――幼い子供の姿というのは何と心を動かすものなのか!

師範学校へ――止み難い向上心、子供たちを伸ばすことへの情熱。      

★伊東で、東京で、ウィーン郊外で、忘れた現金が戻って来た。(今も残る美風)    

菜の花や月は東に日は西に――幼児は漢字を楽々と読む。    

十六世紀後半、信長の頃、出版された最初の英文法書 (情緒的価値第一等の本)  

即日入院――人は死ぬ前には昔のことを思い浮かべるのではないか。

 

「お下り」もまた楽し――神藤先生の背広を着て、アメリカ兵の軍靴をはいて

渡部昇一の着流しエッセイ ④

安心「長寿法」  少食にしてくよくよしない

[渡部昇一ブックス] 9

ISBN:978-4-906701-08-7    1800円+税

 

安心「長寿法」――1. 腹八分目 2.姿勢を正すこと 3.莊子の言葉: 不将不迎 応而不蔵 ((おく)らず(むか)えず (おう)じて(ぞう)せず) 過ぎたことをいつまでもぐずぐず考えない。まだ起らないことまで取越苦労をしない。そして起った事件はしかるべく応じて処理し、忘れてしまう。    

パスカルは奇跡を体験した。それが 『パンセ』 のもとになっている。 (「オカルトの世界」)   

暗記力を鍛えよ----数学ができないのは、学校が暗記を軽んずるからだとT氏は言う。    

『海の武士道』――海戦後の海に浮かぶ敵の将兵四二二人を救助。   

★同級会----半世紀を隔ててもすぐわかる人、変り方の極めて激しい人もいる。    

★臆することなく挑戦する日本人――スポーツでも知力の分野でも、白人にしかできないものだと二十世紀の初めまで世界中の人が信じていた。信じなかったのは日本人だけだった。    

 ★検察と裁判の墜落----弁護側の反対尋問請求が却下された角栄裁判。東京裁判でも許されたのに。

渡部昇一の着流しエッセイ ⑤

卵でコレステロール値が上がる? まさか

[渡部昇一ブックス] 12

ISBN:978-4-906701-12-4    1600円+税

 

★故・三石巌博士によれば、卵とコレステロール値の関係が取りざたされるようになったのは、1908年頃にロシアの医学者アニチコフの実験によるものとのことである。アニチコフは実験用の動物としてウサギを選び、ウサギに卵を食べさせたのであった。すると見事にウサギの血液中のコレステロール値が高くなっている。この実験結果が医学界に広く知られ、「卵を食べるとコレステロール値が上がる」という 「神話」 ができ上がったのだという。・・・・依然として、「卵を食べるとコレステロール値が高くなるよ」と多くのお医者さんは言い続けている。・・・・コレステロール神話は実に百年以上も続いているのだ。

★放射線と温泉と健康

 

長寿の秘訣四ケ条----百歳になっても一日も休まず登校した女性教育者、棚橋絢子。 その長寿の秘訣: 1.儒学 2.歩行 3.安心立命 4.利用更生           ★小・中学でも大学でもよい老先生に恵まれた――敬意と関心は今も続き、縁あってお会いできた老人たちに感謝。

★ヨーロッパでもアジアでも、大陸では民族が何度か消えてしまったのである。<古代ギリシャ人、ローマ人、周の民族、満州人、・・・>


 

 ★★★★★★★★

 

は一本足で立ち 真実は二本足で立つ

ベンジャミン・フランクリン格言集

 [渡部昇一ブックス] 11

ISBN:978-4-906701-11-7     1800円+税

 

噓は一本足で立ち、真実は二本足で立つ。 噓はどんなによくできていても崩れ易いが、真実は安定しているということなのだが、英語の別の諺では「真実は繰返しに耐える」とも言う。噓はよっぽど記憶がよくないと、繰返して語っているうちにボロを出す。

何でもほめる人も、何でもけなす人も、どっちも馬鹿である。

◆貸した人は借りた人よりもよい記憶力を持っている。

◆学問のある馬鹿は無知な馬鹿よりも大きな馬鹿である。

◆女性と火明り (ほあかり) のない家は、霊魂、あるいは精神の抜けた肉体のようなものである。

友を選ぶにはゆっくり選べ。友を変える時には更にゆっくり変えよ。

皿数多ければ病多く、薬数多ければ治癒少なし。

◆勤勉であれば願掛けを必要とせず、何かよいことをあてにして生きようとする者は餓えることになるであろう。

 

口を滑 (すべ) らすよりは足を滑らした方がよい。


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生きる力 (新潮社初代社長 佐藤義亮著)  (まえがき:現社長 佐藤隆信 / あとがき:渡部昇一) 

新潮社創業者の今も、将来にも通じる処世訓話

 

[ 広瀬ライブラリー ] 1

SDN:978-4-906701-09-4    1800円+税

 

著者の「はしがき」より (書き出し部分)   私は昭和七年、『日の出』 創刊第二号から、「日の出の言葉」という題で、処世訓話らしいものを載せました。それは、私自身を戒めると共に、家族のものや、社の人たちに聞いて貰うのを主眼としたのですが、案外、世間の反響がありましたので、聊かでも世の中の為になることならと、前後五ヶ年の間、一月も休まずに書きつづけて来ました。

 

★全力を出し切れ    ★他所の花を羨むな

★自分と妥協するな     ★一日一日の緊張

★一切の物に代価を払え   ★すべてを生かし働かす

★働くことの喜び    ★人生の事みな試験

★これ以上は 『天』 の領分     ★秀吉型と光秀型

★人生への第一歩     ★夫は妻を、 妻は夫を拝め

★家の力・妻の力   ★まごころの偉大な力

★人を動かす唯だ一筋の道   ★目の前のものを喜んで受ける    ★型を大きくせよ   ★真剣勝負のはたらき   ★日々に新たなる心構え   ★一人一業であれ   ★求めずして与えらる   ★転んでもただ起きるな   ★日の出を拝む

 


 

広瀬書院の刊行物

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